次女の小学校での性教育授業開催報告
～開催に至るまで～
私が性教育を学び、活動する中で、実現させたいことの１つ
それは「自分の住んでいる街で性教育を継続的に学べる環境の土台を作ること」
性教育を学ぶことは、
自分のからだ、こころについて知ること
→知識を得ることで、自分自身の人生を選択できるようになること
→幸せにいきていくことにつながると考えています。
そんなことを考えている矢先、小学校の読み聞かせボランティアに参加してくださっていた、東郷町の中野議員に連絡をさせていただきました。
性教育とはなにか、性教育がどのようなものなのか、私の性教育に対する想いを伝えました。
中野議員はしっかり話を聴いてくださり、とても興味を持ってくださり、包括的性教育について勉强してくださり、
「こどもたちのためにも、そして、私達保護者、地域の大人の人のためにも必要な教育だとわかりました。一度小学校の先生にお話にいきましょう。」と、校長先生、教頭先生に連絡を取ってくださり、プレゼンの場をセッティングしてくださいました。
そのプレゼンから、学校保健委員会での先生向け講座、今回お話させていただいた2年生と他の学年でのこどもたちへのお話担当、来年度のPTA教育講演会での保護者向け講座（今年度は蔓延防止措置のため中止）につながりました。
2月に予定しておりましたが、学校保健委員会、こどもたちへの講演会は蔓延防止措置のため中止になりましたが、2年生の先生方が、どうしても開催してほしいと仰ってくださり、修了式間際の3月22日（火）各クラスごと3講座実施に至りました
養護教諭の先生とたくさん事前打ち合わせをし、
・こどもたちの様子
・先生方が今、こどもたちとの生活の中で何を大切にされているのか、何を伝えたいのか
・今回この部分をなぜ外部講師である私に託してくださったのか
・その外部講師である私に何を伝えてほしいのか・・・
ということについてとことんお話させていただきました。
私が講座を行うにあたって何よりも大切にしていること、それが事前打ち合わせです。
こどもたちと日々接しているのは先生方、保護者の方々です。
性教育をたくさん学んでいる私たちに何を伝えてほしいのか、日々の生活の中のどの部分をより強化するのか、それを事前打ち合わせでとことんお聞きします。
今回は2年生の子どもたちには、どのようにいのちが始まるのか、そのいのちがどのように成長していくのか、それを学ぶことによって自分のいのちについて考えることができるということを大切にしたいということでした。
3クラスとも、興味を持ってくれるところ、反応、何もかも違い、やはり性教育の講座には同じものは1つとしてないことを感じました。
・自分もこんなに小さいいのちからスタートしたことを知った
・はじめはとても小さいけど、10ヶ月でけっこう大きくなるんだなと感じた
・からだのしくみがわかって嬉しかったです
・これからも自分のからだ大切にしていきます
・からだにはたくさんの工夫がしてあってすごいと思いました
・女の人のからだの中に赤ちゃんが育つためのお部屋があることを初めて知りました。
・お腹の中で赤ちゃんが育つことはすごいことだと思いました
・赤ちゃんはおへそから栄養をもらうことはじめて知りました
などなど・・・
他にもたくさんの感想をこどもたちからいただきました。
こどもたちの感想にもあるように、こどもたちが自分のからだのしくみについて正しく科学的に知ること、それはとても嬉しいことだと伝わってきます。
からだについて知ること・学ぶことは、こどもたちに与えられた大切な権利だと私は考えます。
正しく学ぶことは、恥ずかしいことではありません。
ネット社会である現代。
何でも簡単に検索することができます。
でも、その検索で正しい、大人がこどもたちに知ってほしい情報ばかりを得ることができるとは限りません。
だからこそ、正しく伝えられる人が必要だと感じています。
今回の性教育講座を中日新聞の記者様に取材していただくことができました。
性教育の大切さ、必要性を理解し多くの方に知ってもらう必要があるとのことで、取材してくださいました。
多くの世代の方、様々な方に知っていただける機会を作っていただけること、大変ありがたく思います。
性教育の必要性、大切さを理解して性教育を知っていただく活動に協力してくださる方が、様々な分野にいらっしゃること、本当に心強いです。
今回の活動を通して、友人たちから、私のこどもたちの学校にもきてほしい、○年生でもやってほしかった、来年度の保護者向け、すごく楽しみにしてます！との言葉もいただきました。
こどもたちの「今」この学年は「今」しかありません。
必要な時に必要な情報をお届けできるようになるよう、これからも草の根活動頑張っていきたいと思います！
そして性教育の必要性、性教育の大切さを多くの人にお伝えできるよう、様々な年代の方に向けてお話できるよう私自身が学び続けていきたいと思います。
