夫と子どもたちがお世話になった保育園での性教育講座

先日、3月31日をもって閉園になった保育園で性教育のお話をさせていただきました。

2月と3月の2回コースでのお話会でした。

1回目は「赤ちゃんのお腹の中の様子、どうやってうまれてくるの?」

2回目は「自分のからだは自分のもの、自分の気持ちは自分のもの」

年中さん、年長さんそれぞれにお話をさせていただきましたが、みんなそれぞれ色々な反応や言葉をかえしてくれました。

赤ちゃんはお腹の中でこんなふうに大きくなってきたんだよ、ということを胎児人形さんを実際に見てもらって、そして抱っこしてみたい子は抱っこして…と一緒に学びました。

みんな、好きなこと、嫌だと感じること、違うけど、どんな気持ちも大切にして良いんだよ。

嬉しい気持ち、嫌な気持ち、お話しやすい人は誰かな?

からだにはそれぞれ名前があるんだよ!みんなに色々お話してもらいました。
(みんな、からだのお名前をたくさん知っていたね♪)

みんなと一緒にお話できてとても楽しい時間でした。ありがとうございました!


そして、もう一つとても有意義だった時間が先生方との打ち合わせの時間です。

(私は、子どもたちにお話をさせていただくにあたり、必ず事前打ち合わせをさせていただいております。日常の子どもたちの様子をよく知っているのは先生方であるので、外部講師として何を求められているのか、それをしっかり打ち合わせして、当日に臨みます。)

・保育の中にはたくさんの性教育の要素があること

・保育や性教育は、1回、1日ですぐに結果が出たり、変化が起こるものではないけど、積み重ねが本当に大切であること

・保育の中で大切にしたいことなど…

先生方と色々お話させていただきました。とても学びの多い時間でした♪

性教育は外部講師が1回お話会をして完了ではないと思っています。

子どもたちとの日常の中にたくさん大切なことが散りばめられていると思います。

子どもたちと毎日関わってくださる先生方が日常で大切にされていることは、性教育と重なる部分がたくさんあることなどを知っていただけること、私の一つの願いでもあります。

夫と我が子3人がお世話になった、たくさんの思い出のある保育園でお話させていただいたこと、とても感慨深かったです。

子どもたちにたくさんの経験をさせてくださったこと、子どもたちの気持ちを大切に関わってくださったこと、たくさんの感謝が思い浮かびます。

園長先生、コロナ禍でなかなか実現に至らなかったですが、ずっとお声をかけてくださり、そして3年の時を経て、実現につなげてくださり本当にありがとうございました。

今年度からは、移転した保育園で子どもたち、保護者の方々、先生方と関わらせていただける予定です。

地域に根ざして継続的にかかわらせていただけること心から感謝いたします。